11月19日開催:映画『UN-GO episode:0 因果論』 初日舞台挨拶 レポート

UN-GO episode:0 因果論
(C)「UN-GO」製作委員会

2011年10月よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかでスタートしたテレビアニメ『UN-GO』。TVでは見ることのできない、新十郎と因果の出会いと、初めての事件を描いたオリジナルストーリー『UN-GO episode:0 因果論』が、2011年11月19日(土)より劇場公開となった。

公開初日、TOHOシネマズ六本木ヒルズでは、結城新十郎役の勝地涼さん、因果役の豊崎愛生さん、海勝梨江役の山本希望さん、海勝麟六役の三木眞一郎さん、監督の水島精二さん、ストーリー・脚本の會川昇さん、登壇による舞台挨拶が行われた。

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UN-GO episode:0 因果論 初日舞台挨拶

司会のサンキュータツオさんの掛け声と共に、勝地さん、豊崎さん、山本さん、三木さん、水島監督、會川さんが次々と登壇。登場と共に歓声が起こり、会場は大盛り上がり。豊崎さんは、演じている因果と同じパンダキャップを被って登場した。

上記でも触れているとおり、「UN-GO episode:0 因果論」は、新十郎と因果の出会いと、初めての事件が描かれた作品である。

結城新十郎役を演じる勝地さんは、TVアニメシリーズ4話分の収録した後に因果論の収録を行ったことで、“因果との関係”や“新十郎がどういった思いでいるのか”が分かり、以降の収録がすごくやりすくなったと語った。映画のアフレコ収録については、水泳のシーンで「息継ぎ」の表現が難しかったとのこと。「擬音」をどう表現をして良いのかわからず、色々な方に、特に三木さんに教えてもらったと語った。サンキュータツオさんが「どう教えてもらったんですか?」と尋ねると、三木さんは“かっこいい”(渋い)口調で「水から顔出せば良いんだよ」と答え、笑いと拍手を誘った。

また、豊崎さんも“新十郎と因果との出会い”を知ることができ、発見のある1本だったと語った。

司会のサンキュータツオさんから「結構、少年ぽい役から妖艶な女性の二面性が有りますけど。」との問いかけに、豊崎さんは「呼びました?」と大人因果の声で嬉しいファンサービス。会場から「おおおぉ!」と歓声が上がった。

「今回は、“出会い”と言うところでもあり、あまりセクシー因果は出番が無かったですけど、小っちゃい方で頑張りました。」と豊崎さん。「演じる上で気をつけることは有りますか?」との問いかけに「『UN-GO』の現場は、みなさん作品愛に溢れていて、『UN-GO』という作品に情熱を燃やして作っているので、私も煮えたぎるソウルを、マイク前でぶつけるのみです。私も因果と同じくハングリー精神を意識しつつ、食べたい食べたい、ガマンできない、そんな気持ちで演技しています。」と語った。

「UN-GO episode:0 因果論」は、TVアニメシリーズと同じスタッフにより制作が行われている。長いスパンで放送されている作品については別スタッフで制作されることもあるが、「UN-GO」のような1クールという短い期間で、しかも本編オンエア中に劇場公開されるのはかなり珍しく、水島監督は「大変な目に遭いました」と同時進行の大変さを語った。

前日譚となるepisode:0の制作を、なぜTVアニメ放送と同時に行おうかと思ったのか?について水島監督は、「今回、一緒に作品を作っているのが東宝さんでして、東宝だったら、東宝のいっぱいある劇場でかかるような物を一緒に作ったらすごくない?みたいな、そんな軽ノリだったような気がします(笑)。割と初期からそういった話をしていて、まさか、放送中に公開するようになるとは思っていなかった。」と語った。

また會川さんは「最初から劇場版込みでストーリーを考えたんですか?」との問いに「普通の1クールは13本なんだけど、ノイタミナの枠は11本しかないから、後2本作れんじゃね?みたいな、そういう話だったのと、ネタバレすると後2本書いた方がギャラもらえるから(笑)」と答え司会のサンキュータツオさんから「生々しい話になってるじゃないですか!」とのツッコミを受けていた。

そして、マスコミによるフォトセッション(写真撮影)が行われた後、今後の『UN-GO』の展開ついて紹介が行われた。

11月19日より2週間限定で公開となる『UN-GO episode:0 因果論』。入場者プレゼントとして、pakoさん、山田J太先生の大好評コミックがコラボした特製ポストカードが用意されるほか(先着順)、映画の半券を持ってアニメイト、新星堂に行くと、ポストカードがもらえるWプレゼントが用意されている。

また「因果論」では、公開記念トークショーと銘打って、11月22日・25日・26日に豪華ゲストによるトークショーが行われる。11月22日(火)はTOHOシネマズ渋谷にて、キャラクター原案の高河ゆんさん・水島監督によるトークショーを実施。11月25日(金)はTOHOシネマズ川崎にて脚本の會川昇さん・アニメ評論家の藤津亮太さんによるトークショーを実施。11月26日(土)はTOHOシネマズ府中にて、水島監督・音楽のNARASAKIさん・EDテーマを担当するLAMAの牛尾憲輔さんによるトークショーが予定されている。いずれの会場も司会は、海勝梨江役の山本希望さんが担当する予定。

また、1月よりリリースされるBlu-ray&DVDの情報で、特典にオーディオドラマCDが付くということは既に発表されているが、今回初出し情報として第2話で登場した長田安(おさだあん)が歌う「ブルー・ライト・ヨコハマ」のフルVer.がCDに収録され、Blu-ray&DVDの特典に付くことが正式に発表された。CDドラマもかなり面白く出来ているとのこと。

舞台挨拶も終盤となり、最後にゲストから一言ずつコメントが寄せられた。

水島監督「TV放送中に、ほぼ、TVアニメの制作に参加してくれているスタッフと一緒に作りました。なかなか僕らもできない経験をさせて頂いて、なおかつTVアニメも因果論も皆さんに見て頂けて、すごく嬉しく思います。TVの方も佳境に入ってきますので、両方楽しんで頂けたらなと思います。本当に今日は有り難うございました。」

會川さん「みなさんも先ほど『因果論』見て頂いたと思うのですが、私も監督も5時半からの回を普通にお客さんとして見てきました。チケットくれないかな~っていったら“自分でとってください”といわれたので、ちゃんと2日前にvitで皆さんと争いながら予約を入れました(笑)。それぐらい、 愛情がいっぱい溢れている作品なので・・・・・通じないかこれ(笑)」

と自ら突っ込みを入れ、会場からも笑いが。

會川さん「きちんと見て、こういう作品に関われて幸せだなー“(棒)”みたいな感じで(笑)大変幸せな気分でおります。また、各BD・DVDに付くドラマCDは、かなりギャグの方向に振られております。“いずみちゃんこんなに○○が好きなんだ~”とか“えっあのメイド長さんって、このためだけに折笠さんなの?”とか、挙げ句“大人因果と子供因果は豊崎さんがホントに1人でやってるの?”とか、根本的な疑問にいろいろと突っ込む素晴らしい内容となっておりますので、是非買って頂きたいと思います。」

山本さん「TVアニメ『UN-GO』は関東では折り返し地点にたどり着きましたが、アフレコも佳境で毎回台本を開く度にハラハラ・ドキドキしています。皆さんにも是非まだまだ『UN-GO』を楽しんで頂きたいなと思います。劇場版も、もう一度見なおして、新たな発見をしてください。また、(公開記念トークショーがある)渋谷・川崎・府中にも、皆さん是非遊びに来てください。よろしくお願いします。」

三木さん「因果論、僕は資料を頂いて、家で見させて頂いたんですけど、戸松君(倉田由子役)のお芝に不覚にも涙してしまいました。動き回ったりとか派手な絵作りではないですけど、作り込んである、とても丁寧な描かれ方・話の作りとなっています。2回・3回と見て頂けると、具体的に“あっ、ここ動いてたんだ”とか役の心情とかも、また違った形で拾って頂けるんじゃないかなと思ってますので、短い上映期間ではありますけど、できれば何回か足を運んで頂いて、そして、またTVシリーズを見ることの楽しみに繋げて頂ければ良いかなと思います。本日はどうも有り難うございました。」

豊崎さん「毎週ゲストで来る豪華な声優さんを見て、芝居の面とか役者として因果を演じる上で、すごく勉強になったりする事が多い現場で、そういうゲストの役者さんのお芝居を間近で聞くことの出来る、すごく自分にとって吸収できる物がたくさんある現場で毎週頑張っています。素敵な現場に立たせて頂いて、こうやって皆さんが集まってくださる、素敵な作品に関わることができて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。アフレコもクライマックスを迎えている所なので、残りのアフレコでぶつけて、感謝の気持ちを声に変えて、また因果ちゃんを最後まで頑張って演じていけたら良いなと思っております。今日は皆さん、本当にどうも有り難うございました。引き続きよろしくお願いします。」

勝地さん「因果論を映画というか、僕は普段アニメの声をそんなにやってるわけじゃないんですけど、実物で出ている映画とかも、公開された時はお客さんの物になると思っていて、皆さんでこの映画を愛して、どんどん広げて育てて頂けたら嬉しいなと思っています。そして、これを見たことによって、TVシリーズをもっともっと楽しんで頂けたらと思いますし、また1話からみると面白いんじゃ無いかと思いますのでDVD・ブルーレイが出たら買ってください(笑)。そして特典のドラマCD、個人的にはすごく大好きで、ネタバレになるのであまり言えないですけど、僕としてはすごく楽しいです。皆さんで、『UN-GO』という作品を盛り上げて、育てていってくださったら嬉しいと思います。今日は有り難うございました。」

と挨拶を行い、喝采と共に舞台挨拶は終了した。

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◇劇場公開情報◇
『UN-GO episode:0 因果論』

2011年11月19日(土)よりTOHOシネマズにて2週間限定レイトショー上映!

<上映劇場>
関東: TOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズ渋谷、お台場メディアージュ、
     TOHOシネマズ府中、TOHOシネマズ川崎、TOHOシネマズららぽーと横浜
中部: TOHOシネマズ名古屋ベイシティ、TOHOシネマズ東浦
関西: TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ二条、TOHOシネマズ伊丹
九州: 天神東宝

上映時間:49分 入場料金1,200円

<あらすじ>
対テロ戦争による破壊の傷が、生々しく残る東京。そこに帰国した一人の青年。後に新十郎と呼ばれることになるこの青年の側には、謎めいた少年・因果がいた。

行くあてもない新十郎に、東京検察庁の虎山泉が接触してくる。
「きみ、大野妙心を知ってるよね?」
大野妙心とは、新興宗教『別天王会』の会師。彼は、現御神(あきつみかみ)を称する少女・別天王をまつりあげ、ヤミヨセという秘密儀式を行っていた。だが儀式の最中、信者が次々に黒い獣に襲われて死ぬという事件が発生。獣そのものの実在を証明できず、警察は殺人事件として立件できないでいた。

「大野妙心は、死んだ」 新十郎は、そう告げる。戦争が始まる前、新十郎はアジアのとある国で大野や学生時代の友人・世良田たちと行動をともにしていた。そこで彼らは反政府軍との紛争に巻き込まれ、その地獄図の中で、大野とその仲間たちは無残に命を落した。唯一の生き残りが新十郎だったのだ。新十郎と大野の因縁を知る、検察庁特別顧問にしてインフラ王海勝麟六は、新十郎にこの事件の謎を解かせようと企んでいた。大野に接触し、正体を暴かんとする新十郎。それは彼にとって過去の出来事を清算する意味もあった。

過去と現在が交錯し、真実を求める新十郎の前に、神をも超える力を持つという別天王が立ちふさがる。それは新十郎と因果の出会いから始まる、敗戦探偵最初の事件――。

因果論 場面写真1 因果論 場面写真2 
因果論 場面写真3 因果論 場面写真4 
因果論 場面写真5 

<スタッフ>
原案:坂口安吾「明治開化 安吾捕物帖」「復員殺人事件」
監督:水島精二
ストーリー・脚本:會川昇
キャラクターデザイン:pako、高河ゆん
アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:稲留和美、矢﨑優子、やぐちひろこ
美術デザイン:柳瀬敬之、宮本崇
プロダクションデザイン:柳瀬敬之、宮本崇、石垣純哉
美術監督:脇威志
色彩設計:中山しほ子
撮影監督:佐々木康太
音響監督:三間雅文
音響効果:倉橋静男
編集:吉武将人
音楽:NARASAKI
アニメーション制作:ボンズ

<主題歌>
School Food Punishment「How to go」(EPIC レコードジャパン)
LAMA 「Fantasy」(Ki/oon Records)

<キャスト>
勝地涼/豊崎愛生/山本希望/本田貴子/入野自由/三木眞一郎/川島得愛/戸松遥/諏訪部順一/内山昂輝/嶋村侑

製作:「UN-GO」製作委員会 配給:東宝 映像事業部

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◇Blu-ray&DVDリリース情報◇
UN-GO 第1巻 初回限定生産版Blu-ray
UN-GO 第1巻 初回限定生産版Blu-ray
2012年1月27日発売

UN-GO 第1巻 初回限定生産版DVD
UN-GO 第1巻 初回限定生産版DVD
2012年1月27日発売

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UN-GO 公式サイト:
http://www.un-go.com

(C)「UN-GO」製作委員会

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