ドラマCD『最遊記』NOISY三蔵一行にインタビュー

【NOISY】
Illustration:峰倉かずや
(C)峰倉かずや/一迅社,テレビ東京,電通,ぴえろ 2004

峰倉かずや先生による大人気作『最遊記』のドラマCD『最遊記』NOISYが、2012年8月22日にフロンティアワークスからリリースされる。本ドラマCDでは三蔵一行が「シンデレラ」を演じたり、「大食い大会」に参加したり、「サウナ」で対決をしたりと、このCDでしか聴くことのできない新作オリジナルコメディストーリーが5本収録されている。

今回、関俊彦さん(玄奘三蔵 役)、保志総一朗さん(孫悟空 役)、平田広明さん(沙悟浄 役)、石田彰さん(猪八戒 役)に収録終了後、インタビューを行った。久しぶりに三蔵一行を演じたキャスト陣もかなり楽しんだ様子だった。また、来年にはOVA『最遊記外伝』特別編が発売されるということで、あわせてお話を伺った。

<インタビュー>

最遊記 最遊記

●「八戒は僕たちにとっても、いまだに謎の人なんです」(関)

――まずは収録の感想をお聞かせください。

関俊彦さん(三蔵法師役/以下関):久しぶりに『最遊記』本編のお笑いエピソードをやらせていただきました(笑)。「『最遊記』らしいことのひとつが、こういう面白い話がつまったCDなんだろうな」と感じられるような、とても楽しい1枚になったと思います。ファンの方もこういったお話をそろそろ聴きたいと待っていたんじゃないかなと思いますので、ぜひ楽しんで聴いてほしいです。

保志総一朗さん(悟空役/以下保志):関さんと同じで、久しぶりに『最遊記』のドラマCDをやれたなという実感があります。本編とはまた少しテイストが違った、おまけドラマの拡大版的な感じでした。本編のノリだとちょっとしたところで力を抜いていられるんですが、これだけお笑いのお話があると逆に気を抜けませんでした。

関:え? かなり気、抜いてたよね?

保志:いやいや、抜いてませんよ!

関:いつもより抜けてたって(笑)。

保志:(笑)。悟空は終始テンションが高くて、いつもよりエネルギーをすごい使った気がします。エピソードはどれをとってもすごく楽しい感じなのですが、演じるうえではエネルギーが相当必要でした。改めて悟空のパワフルさ、エネルギッシュな部分を感じました。

平田広明さん(悟浄役/以下平田):僕は、自分の好きなタイミングでのびのびと収録できるのでドラマCDは大好きなのですが、今回はくたびれました。「シンデレラ」のせいですかね。これまでのパターンだと「これは悟空じゃないの?」という役割を悟浄が務めています。愛されているなという見方もできれば、いじめられているなという見方もできますが、とにかく楽しかったです。たまにはこういうお話もいいですね。

石田彰さん(八戒役/以下石田):新しく5本ドラマを収録するということで、本数として5本と聴くとたくさんお話があって大変そうなのですが、僕は保志君と違ってそんなにエネルギーを消耗していないなと感じました(笑)。八戒という役どころのおかげです。『最遊記』のコメディ色の強いものをやるときに特に働くのは悟空と悟浄のふたりなので、僕はそこまで疲れず、楽しみながらやることができました。

関:僕もそこまで疲れなかったしね(笑)。

石田:僕たちはまじめパート担当なので、おふたりには本当に申し訳ない気持ちもありますがその分、聴く人には笑って、楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。

――5本、ドラマが収録されていますが、なかでも印象的だったシーンやセリフなどはありますか?

関:全部おもしろかったのでどれかひとつだけ印象的だった、というのを選ぶのは難しいですね(笑)。5つとも毛色が違って、バラエティに富んでいておもしろかったです。「サウナ」での意地の張り合いもかなりおもしろかったですし、「シンデレラ」のお話は想像していただければおわかりの通り、気持ち悪いですよね(笑)。でも、あえてどれか1つを選ぶとしたら「八戒の荷物」のお話でしょうか。非常に想像力をかきたてるお話でした。

保志:すごいモヤモヤしますよね。

関:八戒だったらありえることなんですけどね。だって、長い付き合いの僕たちにとっても謎の人ですから、彼は。あと「大食い大会」のお話は『最遊記』らしいなと思いました。オファーがあればどれでもシングルカットできるくらいのボリュームですので、これをまとめて1枚で聴けるのはお得ですよ!

保志:おもしろいお話ばかりなので、どれも印象的ですね。「大食い大会」のお話では、悟空の弱点が改めてわかりましたし。「シンデレラ」のお話なんて、三蔵一行が「シンデレラ」を演じるのはすごい無理がある感じがするのに、こんなにおもしろくなるなんて、すごいですね。

一同:(笑)。

保志:あと関さんもおっしゃっていますが、「八戒の荷物」のお話!皆さん、聴いて頂ければ僕の気持ちがわかるかと思うんですけど、「結局、何だったの?」ってすごい気になってしまって、収録中、ずっとモヤモヤしてました (笑)。

関:じゃあ、今回は仕事にならなかったんじゃないの?

保志:(笑)。ちゃんと仕事はしましたよ! でも、もう今も気になってスタッフさんに聞きたいくらいです。あと、「大食い大会」のお話は関さんもおっしゃる通り、『最遊記』らしいなと思いました。

石田:僕は前々から思っていたのですが、割と食料が底をつきやすい、食料調達に悩まされる一行ですよね。今回も食べ物がないというエピソードがありまして。それを考えると、食料の管理をしていると思われる八戒は、実は「意外と抜けているのかな?」と(笑)。でも、おそらく八戒の読み以上に悟空が食べちゃったり、異変の影響で次の町が無くなっていたりすることもあると思うので、改めて彼らは過酷な旅をしているな……と、考えてしまいました。

平田:みなさんも言っていますが、僕も「シンデレラ」のお話ですね。もちろんほかのお話もおもしろかったですよ。「あぁ、『最遊記』らしいな」という大食い大会のお話もあれば、悟空以外は格好つけていながらも、みんながかなり負けず嫌いなことが判明するサウナのお話とか。これまでの『最遊記』の中で、少しずつ見えていたおもしろエピソードを抽出してまとめると、こうなるんだなと改めて思いました。これぞ『最遊記』という感じですね。もちろん、ただお話がおもしろいだけではなく、各話にしっかりとそれぞれのキャラクターのテイストも含まれているので、みなさんに楽しんでいただけると思います。

●「“あぁ、やっぱりこの4人はこうだよな”と再確認していただけるCDになっています」(石田)

――8月には『最遊記』本編のドラマCDが発売、さらに来年『最遊記外伝』特別編のOVAが発売されます。特別編では、天蓬と捲簾の出会いのお話がメインに描かれるそうなのですが、そちらに向けた意気込みをお願いします。

関:スタッフさんにお聴きしたら、金蝉と悟空も出演するということで、朗報ですね。

保志:そうですね。僕たちの知らない間に発売されている、ということはなくなりますね。

一同:(笑)。

――特典では、4人のオーディオコメンタリーも入るそうです。

関:シリアスなお話でのオーディオコメンタリーって結構、難しいんです。だから、特別編でのオーディオコメンタリーはどうなることやら(笑)。天蓬と捲簾のお話ということですが、このふたりの関係は三蔵一行のときも八戒と悟浄として、素敵なエピソードがあるんですよね。

だから、前世でも現世でも悟浄と八戒のつながりは特別なものだと峰倉先生も意識して描かれていると思うんですよ。それをクローズアップしてみなさんにお届けできるというのは、僕たちもうれしいです。ぜひ平田さん、石田君に頑張ってほしいですね。

保志:天蓬と捲簾が好きな人も多いでしょうし、原作でも人気のあるエピソードを映像で見ることができるのはファンの方もうれしいのではないかと思います。もちろん、僕たちもうれしいです。どんな風に描かれるのかみなさんも期待されていると思います。『最遊記』はクライマックスに向けて進んでいますが、まだまだ長く、ゆるやかに、でもすごく盛り上がっていくだろうなというのを期待できるので、その期待に応えられるように僕もがんばって、かわいい悟空を演じたいなと思います。

平田:僕は本編も大好きですが、外伝はとくに大好きなのでまじめに捲簾を演じようと思います。ドラマCDでは三枚目によりすぎましたので、外伝では二枚目の捲簾をお届けしたいなと思います。僕も楽しみにしています。

石田:『最遊記外伝』の登場人物のなかでも1、2を争う人気キャラクター・天蓬と捲簾の出会いのお話ということで、みなさん待ちに待ったお話でしょう(笑)。僕も天蓬を演じている立場上、とても楽しみにしています。どういう作品に仕上がるのか、みなさんも期待を胸に、首を長くして待っていて欲しいなと思います。発売までまだまだ時間はありますので、お小遣いをためて待っていてください。

――ありがとうございました。では、最後に8月22日にリリースされるドラマCDを楽しみにしている方へメッセージをお願いします。

関:来年には『外伝』特別編があるということですが、まだまだ発売まで時間がありますので、その間、みなさんの心に空いた穴を埋めるためにも、このCDを買っていただきたいなと思います。心を和ませていただいて、『外伝』特別編に向けて準備をしてほしいなと思います。ぜひ、聴いてください。

保志:みなさんもドラマCD『最遊記』に飢えていたのではないかなと思いますので、ここでがっつりとドラマCDを聴いていただければうれしいです。今までに無かった三蔵一行の一面がみられる『最遊記』の楽しいお話が5本も入っているので、ぜひ肩の力を抜いて、ハッピーな気持ちでドラマCDを楽しんでいただければと思います。

平田:大変お待たせいたしました! こんな悟浄でごめんね。もうちょっとかっこよくてもよかったんじゃないのかなという気もしますが、たまにはこういうのもいいのではないかと思います。ドタバタしている三蔵一行のやりとりは一切ぶれておりませんし、我々も楽しくやらせていただきましたので、こういうCDが今後もときどき出るといいなと思います。僕は本編からちょっと脱線したお話が好きなので、「あ、平田楽しんでやっているな」と思いながら聴いていただければ幸せです。

石田:今回のドラマCDのサブタイトルは「NOISY」ということですが、単なる雑音ではなく、いつもの4人がにぎやかに騒いでいます。その騒ぎを聴いて、「あぁ、やっぱりこの4人はこうだよな」と再確認していただけるのではないかと思います。ですので、一見ネガティブなタイトルですが、そのノイズを聴いてハッピーになっていただければと思います。

――ありがとうございました!

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<商品情報>
◆ドラマCD『『最遊記』NOISY』
発売日:2012年8月22日(水)
価格:2,940円(税込)

初回特典:ボーナストラック(三蔵一行によるキャストトーク)
峰倉Shop.NET特典:ブロマイド
【NOISY】ブロマイド
Illustration:峰倉かずや
(C)峰倉かずや/一迅社,テレビ東京,電通,ぴえろ 2004

ドラマCDだけの新作オリジナルコメディストーリーが5本詰まった
ボリュームたっぷりの1枚!!

Ⅰ:Cinderella?
立ち寄った街で、『旅芸人の一座』に間違えられた三蔵一行。本物の『旅芸人の一座』が来られなくなったことで、町長に頼み込まれた一行は、何故か代わりに「シンデレラ」をやるはめに!?

Ⅱ:Sauna
『男の真価』をかけて、誰が一番サウナに長くいられるか耐久勝負をする四人。あの手この手で最後の一人になろうと意地を張り合うが、果たして、最後に残るのは誰なのか……!!

Ⅲ:Dangerous Lake
旅の疲れを癒すため、湖に立ち寄る三蔵一行。水浴びをしている最中、魚がを見つけた悟空と悟浄は、手づかみや釣りで食糧確保をしようとするが……。悟浄が絶体絶命のピンチに!? 

Ⅳ:Hakkai’s baggage
宿の一室でくつろぐ、三蔵と悟浄。そんな中、悟空がある通販サイトから八戒宛に届いた箱を持ってくるが、八戒本人はいない。何が入っているのか、それぞれ予想する3人だったが……。八戒宛に届いた箱が、悟空と悟浄を恐怖のどん底に突き落とす!! 

Ⅴ:Food Fight!!
節約もかねて、『大食い大会』に参加する一行。次々と出される食べ物を消化していく一行だったが、悟空以外の3人には、限界が近づいていた。あとは悟空に任せてリタイアしようとするが、この『大食い大会』にはあるルールが隠されており……。 

【キャスト】
玄奘三蔵:関俊彦、孫悟空:保志総一朗、沙悟浄:平田広明、猪八戒:石田彰 ほか

◆OVA『最遊記外伝 特別編』
発売日2013年1月31日(木)予定 詳細は公式サイトにて!
発売元・販売元:フロンティアワークス

※キャラクターの漢字の表記について・・・一部、Web上で表記出来ない漢字については、代用文字及び仮名にて表記しております。

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◇Blu-ray&DVDリリース情報◇
ドラマCD「最遊記」NOISY
ドラマCD「最遊記」NOISY
2012年8月22日発売
(Amazon.co.jp)

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Illustration:峰倉かずや
(C)峰倉かずや/一迅社,テレビ東京,電通,ぴえろ 2004

 

OVA『最遊記外伝』公式サイト:
http://saiyuki-gaiden.com/

峰倉かずや先生デビュー20周年記念スペシャルサイト:
http://sp.minekura.net/20th-anniv/

峰倉かずや.NET:
http://www.minekura.net/pc/index.html

株式会社一迅社:
http://www.ichijinsha.co.jp/

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